大きなホールでは久しぶりとなる渡辺創の国政報告会を7月8日に開催しました。
渡辺創後援会の芥川仁会長が挨拶に立ち、昨年末に岸田首相が23年度から5年間の防衛費の総額を43兆円にする打ち出した時期に渡辺がミニ集会で「ジェット機や戦車や空母を操り整備する人間が必要になる。兵器と同様、人の数も増えていくことを忘れてはいけない」と発言したことを紹介。「渡辺は常に一人ひとりを見つめている政治家」と述べ、支援を訴えました。
続いて、政治ジャーナリストの尾中香尚里さんを迎えての対談を行いました。尾中さんは元毎日新聞政治部記者で渡辺の先輩であり、現在は立憲民主党についての記事も手がけています。
対談ではまず立憲民主党が立ち上がった2017年の出来事を振り返りました。当時、尾中さんは市民の反応に非常に驚いたと言います。直前に行われた民進党の代表選に対する市民の関心は薄かったにも関わらず、立憲の結党後すぐの街頭演説会で枝野さんに駆け寄り「立ってくれてありがとう」と声をかける人が後を絶たず、「有権者の側がこんなに熱くなっている光景を見たことがなかった」と尾中さん。
さらに尾中さんには93年政局から今に至る経緯を野党の変遷を軸にわかりやすく解説いただきました。尾中さんは「保守二大政党制ではなくて、有権者は別の選択肢を求めているのではないか」と、立憲民主党への期待を述べました。
最後に、渡辺が政治部記者だった頃に「将来の社長候補」と囁かれていたことを紹介し、「愚直に、本当にすくすくと育ってくれた。国のリーダーになれるような政治家に育ててやってください」と参加者に呼びかけました。
渡辺の国政報告は、150日間の通常国会を振り返りながら、国会の現状・課題と渡辺はこの国の政治の中でいかなる役割を果たそうとするのかを語るものとなりました。渡辺は、昨年秋から予算委員を拝命しています。そこでの論戦を中心に、岸田首相がいかに説明責任を果たさず強引に国会運営をしているかを引用しながら「国民の理解や納得を得るための政治が必要」と話し、政治の劣化に歯止めをかけるためにも野党の役割が重要だと強調しました。
そして「国がリベラルさを失っている今、地方こそリベラルであるべきではないか。地方から社会を支えるインフラがどんどん消えている中で、現在の新自由主義に権威主義を重ねる政治を継続させてはいけない」と訴え、宮崎の声として渡辺への支援を訴えました。
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